知っていれば安心!チップの払い方
日本🇯🇵には無い「チップ」
一体いくら払えばいいのか?
どのタイミングで、どうやって払うのか?
謎めいた部分が多いですよね💦
★まずはDINE INの場合。
dine inは「その場所で食事をする」という意味。
レストランの場合は、持ち帰りではなく店内で食べることを指します。
お店にもよりますがほとんどの場合は
テーブルごとに担当のスタッフが決まっていて
オーダーからwaterのrefill、美味しく食べられているかのチェックなど
最初から最後まで同じ人が担当をします。
日本だと、近くを通ったり目があったスタッフを呼び止めますが
チップ文化のある国では、それがタブーだったりすることもあります。
担当スタッフのサービスに対してチップを支払うので
(もちろん、お店の味・全体の雰囲気もありますが)
ばらけてしまってはサービスがしづらくなったり、
サービスの質が下がってしまうこともあるんですね😲
日本とは随分違ったサービスの在り方ですが、
チップがあるおかげでスタッフ一人ひとりがお店のメニューをしっかりと案内できたり
自分の仕事に対して誇りを持って働くことにもつながっているそうです。
さて問題の支払い方!
テーブル担当にcheck「お会計」を頼むと
頼んだものの金額と一緒に、チップの目安が印刷されてくる場合も多いです。
金額に応じて自動計算されて載ってくるんですね!(右)
最低ラインは10%で、その上はサービスや満足度に応じて支払額を選択します。
お店によっては15%が適切だったり、20%くらいじゃないと失礼!?というところもあります。
支払い方にも色々とあって、
①チップ抜きの値段で支払いを済ませ、テーブルにチップを置いていく
②チップを足した値段を書いて一度で支払いを済ませる
③チップ書き込みの欄が無い場合は金額を訂正して支払う
金額を訂正する場合は、自分で斜線を引いてチップを上乗せした金額に書き換えたり
店員さんを呼んで口頭で支払額を伝えたりします。
現金で支払う場合はコインではなくお札で支払うのが礼儀とされています。
クレジットカードで支払う場合はチップを含んだ金額で決済することも可能です。
左はハリウッドのレストラン。
右はブロードウェイで『マチルダ』を観た時のものです。
★カウンター販売の場合
ワゴン販売やシアターのカウンターには、
レジ横にチップを入れるためのボトルが置いてあることがほとんどです。
『マチルダ』の劇場、シューベルトシアターでワインを買った時も
(×2となっていますが二人ではなく“ダブルワイン”という意味です🍷
結構な量ありました…)
ワインの額を支払った後に、ワインとは別で10%ほどの額をボトルに入れました。
ブロードウェイでは飲み物を買うとスーベニアカップに入れてくれます♪
小さめカップもあったのですが、
大きな方がデザインが良かったのでBIG ONEにしたら
ガブガブ飲む量になってしまいました〜!
23ドル、高っっっっっっっ!!!
と思ってしまいますが、スーベニアにもなったので許容範囲かな…と思います。
★バーで
レストランでもワゴン販売でもないバーなんかの場合は、
ドリンク代を店員さんに支払った後、
チップをテーブルに置いたり、手渡しすることもあります。
ライブハウスなど、客もバーテンも慌ただしい場所では
チップがテーブルに置かれたままヒラヒラしていたり…
という場面も何度か見かけました!
「え!?誰か、お金忘れてますよ!!」と言いそうになった時もありましたが
皆がチップだとわかっているので
誰かが盗ったりすることもなくそのまま置かれていて何だか不思議でした。
★ホテルで
チェックアウトや外出の際、
ハウスキーピングのスタッフ用に枕元にチップを置いて出ます。
…ざっとこんな感じでしょうか
チップ。旅の前まで謎が多すぎて不安がいっぱいでしたが1ヶ月周遊してさすがに慣れました😅
それにしてもチップが存在しないのに
【お・も・て・な・し】の精神が溢れている日本ってすごいですよね🌸