【文法アレルギーの方必読】英語は「見て」覚える!前置詞の違いと時制の一致、単語の描き方を徹底解説します。
先日動画でもご紹介した
“イギリスボックス” の中をさらに詳しくみてみたら
どれもこれも情報量がいっぱいで
全部見ていると半日はかかりそうな感じでした🇬🇧
12年前の私の英語力(間違いだらけ!)
- 12年前の私の英語力(間違いだらけ!)
- 🐛🐜🐝🐞 in 🍑 go to 🗽
- せっかくなので、
- 12年前の私の間違いを3つ紹介します。
- 読めば必ず、
- 英語が「見える」ようになる!
- A peach ( g _ _ w _ ) bigger than a house.
- ヒント:大きくなる
- ☝️正解は?
- × A peach grow up bigger than a house.
- ◯ A peach grows bigger than a house.
- ☝️point
- give up(=諦める)
- James has a horrible life… ( _ _ ) the coast of England.
- ヒント:場所を示す前置詞
- ☝️正解は?
- × James has a horrible life…at the coast of England.
- ◯ James has a horrible life…on the coast of England.
- ☝️point
- ぴたっ・ペタっ・べたっ
- He became happy because he found friends who ( _ _ _ _ _ ) play with.
- ヒント:「〜できる」の過去形
- ☝️正解は?
- × He became happy because he found friends who can play with.
- ◯ He became happy because he found friends who could play with.
- ☝️point
- 「時制の一致」攻略法は目線をつかむこと!
- ◯ Nana said she loved Kevin.
- ◯ Nana said she loves Kevin.
- <過去形+過去形>
- Nana said she loved Kevin.
- <過去形+現在形>
- Nana said she loves Kevin.
- I thought you were a good person!
- I knew you were handsome!
- were????
- えっ?今は違うってこと?
- you ARE a good person.
- 文法、攻略できそうですか?
- 「見つけてやろう!」
- 📺YouTubeでも動画配信中!
- ユッキーのオーディオブログ
10年以上前のことなので
すっかり忘れているアイテムばかり出てきましたが
こんなものも出てきました!
語学学校の授業中に作ったセンテンス。
これはイギリスの児童文学作家ロアルド・ダールの作品「ジャイアント・ピーチ」を読んだ感想を発表した時のメモ書きです。
↑ポスター写真はリンゴのようにも見えますが…
この桃の中に実はたくさん虫が住んでいて、
その虫たちと一緒に主人公Jamesが桃に乗って
🐛🐜🐝🐞 in 🍑 go to 🗽
海を渡りニューヨークを目指す!
というお話です。
ロアルド・ダールといえば
「チャーリーとチョコレート工場」が圧倒的に有名ですが
実はその他の作品も
とーーーーっっっても面白いんです😋
…と話が脱線しましたが
せっかくなので、
12年前の私の間違いを3つ紹介します。
英語を勉強している人なら一度は通る!
ついやってしまいがちな間違いを解説します📝
読めば必ず、
英語が「見える」ようになる!
ぜひリラックスして読んでください♪
3問、クイズ形式で解説します。
正解発表の「×」は、私が間違えて書いたフレーズ。
「◯」は先生に正された、正しいフレーズです。
1問目:ピーチはお家よりも大きくなっています。
A peach ( g _ _ w _ ) bigger than a house.
ヒント:大きくなる
☝️正解は?
× A peach grow up bigger than a house.
◯ A peach grows bigger than a house.
☝️point
grow up=大人になる、成長する
grow=大きくなる
peachが主語(無生物主語)なので、growの方が自然ですね!
もしpeachが人間のようなpeachだったとして、
あえて意志を込めてgrow upの方を使ったとしても
三単現のSが抜けているのでどちらにしても間違いでした😅
ちなみに「up」は上へ上へ
ひたすら上がっていくイメージを持つ前置詞です。
まさに「カールじいさんの空飛ぶ家」の
風船のついた家のイメージ。
もうどんどん昇っていって
どこに行くのかわからないくらいの感じです。
重力が軽くなっていって
うわぁ〜、浮く!飛んでいく〜
くらいのイメージ。
grow upは
grow(育つ、大きくなる)に
upがついているので
風船のように上へ上へ
「上がっていく、成長する」イメージを持った言葉なんですね。
このイメージでいくと、
give up(=諦める)
は「up」をgiveしてしまうので
「上へ飛んでいくための風船を誰かにあげてしまう」
「どこかにほっぽりだしてしまう」
「与えて、いっそのこと飛んでいってしまおうみたいな気分。。。」
と覚えると、なぜgive upが「諦める」を意味するのか
なんとなく物語が見えるような気がしませんか?
こんなイイ風船持ってるけど、
もうダメだね。この風船はここに置いていこう。
誰かにあげよう。諦めよう!
のイメージです。
2問目:ジェームズはイギリスの海岸でひどい毎日を過ごしています。
James has a horrible life… ( _ _ ) the coast of England.
ヒント:場所を示す前置詞
☝️正解は?
× James has a horrible life…at the coast of England.
◯ James has a horrible life…on the coast of England.
☝️point
atはその場所、その時間に「いる」
地点を表す前置詞。
onも同じく「いる」ことを表せますが
こちらはstick on(=物体や考えなどが“はりつく”)
keen on(=頭にくっついて“集中する)
といった感じで
接触している状態
を表す前置詞です。
この場合は、
coast(=海岸)の上に
家が建っている=くっついている
のでonを使うのが正解!
「on」を見たら&聞いたら同時に
ぴたっ・ペタっ・べたっ
といったイメージを思い浮かべましょう💡
「at」と「on」の違い、
「in」は何なの?
「across」とか「around」とか、
あ〜前置詞やだ!覚えられない!ムズカしい!
という方はこちらのサイトもぜひ参考にどうぞ。
英語は「絵」や「イメージ」で覚えると
一気にわかりやすくなります!
単語帳を開いて文字だけの世界で
一生懸命暗記していたのが不思議に感じるほど
スッと紐解けるようになりますよ💡
3問目:一緒に遊べる友達を見つけたので、彼はハッピーになりました。
He became happy because he found friends who ( _ _ _ _ _ ) play with.
ヒント:「〜できる」の過去形
☝️正解は?
× He became happy because he found friends who can play with.
◯ He became happy because he found friends who could play with.
☝️point
一度は聞いたことがあると思います!
「時制の一致」ですね。
最初に出てくる動詞が
「〜になる」becomeの過去形
「〜になった」becameなので
後半の動詞も「can」ではなく「could」過去形になります。
時制の一致の“ルール”といえば
最初の動詞と後ろの動詞を合わせる!
最初が過去形だったら過去形!
と覚えている方がほとんどかと思うのですが
この覚え方には落とし穴があるので要注意です。
「時制の一致」攻略法は目線をつかむこと!
◯ Nana said she loved Kevin.
◯ Nana said she loves Kevin.
えっ?2つ目は間違いじゃないの?
最初がsaidだから後ろもlovedになるよね…?
と思ってしまいがちですが
この2つの文、どちらも正解!
<過去形+過去形>
Nana said she loved Kevin.
💛語り手の心境
ナナはケビンのことを愛しているって言ってたよ。
今は違うけどね。でもその時は愛してたんだなぁ。
今頃どうしてるかな、ナナとケビン…
<過去形+現在形>
Nana said she loves Kevin.
💛語り手の心境
その時ナナはね、ケビンのことを愛してるって言ってたの。
その気持ちは今も変わらないんだけど、
今思えばあの時そう言ってたわ〜
「あの人がこう言っていた」
「あの時はこんな風だった」
過去のことを口にする時って
人は必ずその場面を頭に描きながら話しますよね。
日本語ではなく“英語で”過去を口にしたい時は、
ここに「目線」を追加することがキーになってきます。
その発言やその想いは
過去の一時点だけのものだったのか、
それとも過去にも現在にも存在するものなのか。
一旦過去に目線を向けて、
次に現在にも目を向けて探してみましょう。
そこでもし現在にも同じものが見つかったら
文の後ろは頭に関係なく現在形。
反対に見つからなければ
後ろも過去形になります。
この「目線」を使って考えられるようになると
よく例として出される
“不変の真理・事実” の例外シリーズも
スッと理解できるはずです💫
× People believed that the earth was round.
◯ People believed that the earth is round.
=人々は地球が丸いと信じていました。
「地球は丸い」というような
誰もが知っている不変的な真理、事実
のことを話す時、最初が過去形でも後ろは必ず現在形になります。
過去に人々が信じていた時点を覗いてみても地球は丸い。
今、このことを口にしている現在の世界で見てみても、やっぱり地球は丸い。
過去と現在、2つの視点から探しても「丸い地球」は存在するので
頭に惑わされず後ろは現在形になります。
しかしながら時制の一致ルールには諸説あり
人によって正しさ、違和感を覚えるポイントが
若干違うのも事実です。
先にご紹介した
Nana said she loved Kevin.
Nana said she loves Kevin.
このフレーズも、
Nana said she loved Kevin. の方が自然だし正しい!
こういった「個人的目線」の場合は
最初の動詞と揃えるべきで、
後ろの動詞を現在形にしていいのは
あくまでも「地球は丸い」「地球は回っている」といった
誰もが知る事実だけ、という意見もあります。
ですが事実、
私はこれを意識しすぎて
I thought you were a good person!
(もうね、絶対いい人だと思ってたよ!)
I knew you were handsome!
(ハンサムだとわかってたよ!)
と言って何度もツッコまれたことがあります😅
were????
えっ?今は違うってこと?
とツッコむ人続出。。。
No, no no no no…!!
(ちがう、ちがうちがう…!!)
you ARE a good person.
(“今も”いい人、ってことね!)
と慌てたように言い直して
お互い笑って打ち解ける。
みたいなやりとりが定番化していて
それはそれで良かったのですが
あまりにツッコまれるので最近は
I thought you are a good person.
I knew you are handsome!
もう最初っから現在形で揃えることにしています。
会う前も、会ったあと(現在)も
2つの時点で「いい人さ」「ハンサムさ」
が存在していたら後ろは現在形です🌸
ですがこれは個人的意見なので
やはりおかしい、英語として正しくはない!
という考え方もあるのです。。。
文法、攻略できそうですか?
1、単語の違い
2、前置詞の違い
3、時制の一致
この3つ、少しでもみなさんの疑問が解消されたなら
とても嬉しく思います🍀
単語や文法のルールも
語が描き出す物語をイメージして
可視化できるようになると、
英会話はもちろん、TOEICなど試験対策でもぐん!と強くなりますよ💪
「なんだ、こんな簡単なことだったのか〜」
というような要素が
まだまだいっぱい散らばっているはずです!
「見つけてやろう!」
の気持ちで学習ツールに向き合ってみてください。
何か変わるかもしれません🐥
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