目で見る感動にはbeautiful。でも◯◯◯で見る素晴らしさにはwonderful。goodからawesomeまで感動を表す6つの英単語が持つ世界観をまとめてみました。
「すごい」「素晴らしい」
どの単語を選べばいいの?
good, nice, great, beautiful,
wonderful, awesome, unbelievable,
amazing, fantastic,
excellent, perfect
今日明日の2日間に渡って
計11単語、それぞれが持つ
世界観をご紹介します。
「すごいね」
「やったね!」
「わぁ〜♡」
その感情、ストレートに
伝えられていますか?
出典:cdn.playbuzz.com
↑映画『The Great Gatsby』
(邦題:華麗なるギャツビー)より
こんばんは!ユッキーです☕️
日々、面白い!と感じた英語の発見や
学習法を見つけて発信しています。
今日のテーマは
感想や感動を表す英語表現です💫
はじめに:単語を見つめてあげましょう
英語上達の道はたくさんありますが、
ひとつひとつの単語を
見つめて👀あげること。
これも確実に上達していくうちの方法の一つ。
回り道なようで、実はとても効率的な学習法です。
goodやgreat! 普段何気なく耳にしたり
口にしたりする英単語も
「何となく」や「大体同じでしょ?」
で同じにせず、一つずつ見つめてあげることはとても大事!
一つがしっかりわかると
以降その単語に出会った時に迷わなくなったり、
何より自分が英語をしゃべる時に
よりストレートに
想いを表現することができるようになるんですね。
ひとつひとつの英単語の意味を知っていれば
受け取る人も発する人もきっと嬉しいので
今日はぜひ最後まで見ていってくださいね♪
(後日動画でも紹介しようかなと思います!)
今日はこの辺もスッキリさせましょう!
↓ こんなことを思ったことは
ありませんか?
・goodとgreatの違いは?
・wonderfulとbeautifulはどう違う??
・awesomeって気軽に使える英語?
・最上級の褒め言葉は?
今日明日でこのあたりの
疑問もクリアにしましょう♪
👆写真を中心にご紹介していきますので
肩肘はらず、ぜひリラックスしてスクロールしてくださいね🌸
good, nice, great, beautiful,
wonderful, awesome,
unbelievable, amazing, fantastic,
excellent, perfect
2日間で11単語ご紹介します。
今日は
good, nice, great, beautiful,
wonderful, awesome
の世界観に突入してみましょう!
1.good
→最も気軽に使える「いいね」の表現
どのくらい気軽なのか?
それがわかる映像を見つけました!
📺”It’s good.” 11連発動画
映画『ブルース・オールマイティー』より
多分これほどまでに“It’s good.”が登場する映画は
後にも先にもないであろうというくらい
一つの映画の中で多発されています。
映画『ブルース・オールマイティー』は
自分ばかり不運なのではないかと神様に文句を言った男が、
「だったらやってみなさい」と言われ
全知全能の力を授かり神様の仕事をすることになり
色んなことに気づいていく感動コメディーです。
映画の中で、この”It’s good.”は
・できますよ
・いいね!
・いいことだね
・はいはい、やりますよ〜(*o*)
いろんな意味で使われています。
つまりgoodは
「いいよ」と頼まれごとを引き受ける時から
「いいね」と純粋な感想を述べる時まで、
幅広く気軽に使える単語なんですね💡
ブルース・オールマイティ、
久々に観たくなってきました!
出典:media.giphy.com
私はやっぱり月を引っ張るシーンが好きですね🌕
みんな一度は必ずこっそり
真似すると思います。
2. nice
→主観的な判断による「いいね」を気軽に使える表現
出典:www.nice.com
niceとgoodの違いについては
先日別記事↓にて詳しく解説してみましたので
そちらをご覧ください!
【感じて覚える英単語】「ナイスガイ」と「グッドガイ」の違いから、料理の感想まで。niceとgoodの使い分けを6ステップで徹底解説します。
さて、goodとnice。
ここまでは「気軽に」使える表現でした。
☝️この先からは、
この気軽さが少しだけなくなっていき段々と
言葉に重みや凄みがかかっていきます。
3. great
→偉大な凄さ
「グレート」と聞くと
何が思い浮かびますか?
・グレートギャツビー
出典:www.boweryboogie.com
・グレートバリアリーフ
出典:image.dlift.jp
・グレートブリテン島
出典:upload.wikimedia.org
・グレートティーチャー鬼塚
出典:pbs.twimg.com
…私がパッと思い浮かべたのは
こんな感じです。
いろんな「グレート」がありますが
どのgreatにも共通して言えるのは
偉大・巨大・重大
とにかく「大きい」
Great!(すごいね!)
を使うときは、必ず
・スケールの大きさ
・人間としての大きさ
・偉業としての大きさ
など「大きさ」が頭の中に描かれます。
-Great plan!
(いい計画だね!)
-It’s great!
(やったね!)
-He’s a great person.
(彼はすごい人よ。)
goodやniceにはない
「大きな」すごさや夢が、
greatには詰まっているんですね。
4. beautiful
→beauty(美しさ)がful(いっぱい)の素晴らしさ
出典:www.nasa.gov
目で見て感じる
客観的な素晴らしさです。
beautifulといえば「美しさ」ですが
-You’re beautiful.
(君は美しいね)
-It’s a beautiful picture.
(綺麗な絵なんですよ)
こういった表現の他に
-It’s a beautiful day!
(いい天気!)
-It’s a beautiful weather!
(快晴だね!)
「天気」について使うことも
多い英単語ですよね。
そして、こうなってくると
少し戸惑ってしまうのが
この後やってくる「wonderful」との違い。
beautifulとwonderful、
どちらも「素晴らしい」と表現する単語ですが
一体どう違うのか?
そのヒントは
beauty+ful
wonder+ful
何が「いっぱい」なのか?
に隠されています💡
5. wonderful
→wonder(驚き)がful(いっぱい)の素晴らしさ
wonderfulといえばこの曲!
🎺ルイ・アームストロング
『What A Wonderful World』
自然や空を見上げた時、
心がはっと驚くような素晴らしさを感じる。
他の言葉では形容できないような
驚きや発見に満ちた素晴らしさ。
◎最近、twitterでもご質問がありました!
【beautiful】beauty(美)がful(いっぱい)【wonderful】wonder(驚嘆)がいっぱい
beautifulは目で見てわかる客観的感動。wonderfulは心で感じる主観的感動と捉えるとわかりやすいです^ ^ https://t.co/I6ox5gmuC1— ユッキー@英語教材プロデューサー (@yukki_eigo) 2016年8月30日
wonder+ful
心で感じる
主観的な素晴らしさです。
☝️使い分けのポイント
視覚的に「素晴らしい」と思った時
→beautiful
何より心が動かされた時
→wonderfulを使いましょう。
6. awesome
→畏敬を超えるような驚きの素晴らしさ
出典:cdn.psychologytoday.com
でも現代では主にアメリカにて
スラングとして気軽に使える「いいね」
の言葉として口にされています。
同じ年くらいのアメリカ人と喋ってみたら
15分くらいに1回はこの言葉出るだろう、と言えるほど
頻繁に口にされる「いいね!」の言葉です。
(※個人差はあります。
あくまで私がアメリカ人と話す場合です。)
ユッキーがアメリカでわかった話。
↑ユースホステルにて
私はこのAwesome.にあまり慣れておらず、
去年アメリカ旅行をした時
最初のユースホステルのカウンターで
「May I see your passport?」
(=パスポート見せてもらってもいいですか?)
↓
「Sure.」
(=はい、どうぞ。)
↓
(スタッフのお兄さん、
パスポートを見て予約の名前をチェックする)
↓
「Awesome.」
このAwesome.に一瞬戸惑ってしまいました。
ここでは「ありがとうございます。いいですよ。」
という意味で使われていたのですが
最初はわからず、何か褒められたのかな?
なんて一瞬勘違いをして少しだけ恥ずかしかったです😅
思い返せばこれは、
昔オーストラリアに行った際にも起きていて
空港の手荷物検査場にて通過した後
検査官の方が私の折りたたみ傘を一瞬チェックした際
「Pretty.」と言われ…
この時も「あ、私の傘かわいいって褒められた。
海外の検査官の人ってフランクだなぁ〜」
なんて一瞬思ったのですが、次の瞬間には表情ひとつ変えず
キビキビと仕事をされていることに気づき、
「あ、結構ですよ」の意味か!
とわかって恥ずかしくなったことがありました。
ユースホステルのお兄さんは
お金の支払い等、その後もいろんなやり取りをする度に
Awesome. Awesome.と言っていて
「あ、これは相槌的な意味もあるんだな」
ということがわかりました。
もちろん、
That’s awesome!
(=すっごいね!)
褒め言葉としての意味もありますが、
アメリカでは私のエピソードのように
気軽に使える相槌のような存在としても
口にされることの多い英単語なんですね。
でもawesomeは
awe+some
aweとは「畏敬の念を起こさせる」
「畏敬」「恐怖」と言った意味を持つ英単語です。
「完全な悪」という意味での恐怖ではなく
すごすぎて恐れおののくもの。
例えを挙げるならば、
神様や自然の驚異の「おそろしさ」のイメージです。
おそれるくらい、素晴らしい。
=畏敬。
もとはこういった意味でしたが
最近はスラングとして若い人達の間では
頻繁に使われています。
🚫注意
若い人たち(特にアメリカ英語圏)の間では
良いのですが、年輩の方や伝統を重んずる方の前では
口にしない方が無難な単語でもあります。
私はこのAwesome、
発音が大好きなので積極的に口に出したいんですが
いつも少し様子を見て使うようにしています。
明日の予告
本当は11単語全て載せきりたかったのですが、
TIME’S UP! ⏰
こんな時間になってきたので
Awesome.で一旦区切りにしたいと思います。
明日は残りの5単語、
unbelievable, amazing, fantastic,
excellent, perfect
の世界をお届けしますので
ぜひまた遊びにきていただけると嬉しいです♪
ひとつの記事が長くなると
読まれる方も大変ですしね😁
↑That’s an excuse!(言い訳〜!?)
それではまたお会いしましょう^ ^
See you tomorrow!
今年こそ本気で英語やりたい!という方に…
フレーズ、おぼえよう!