「25年ぶりの優勝」「勝利投手は黒田投手」広島カープ優勝!英語でどう言う?今すぐ口に出したくなる3パターンを実際のファンの声で解説します。
この感動を世界の人にも!
“カープ優勝”
英語でどう言えば伝わる?
こんにちは!
ユッキーです♪
↑ 今年GWに東京ドームへ応援に行った際のメガホン。
広島カープがついに優勝しましたね!!
私は福岡出身なので実はホークスファン💨なのですが、
今年唯一野球観戦に行った際の応援チームが
カープだったということもあり
今回のカープ優勝はやっぱり嬉しいです⚾️
そんな、今日本中が大騒ぎの
“カープ優勝”
「え?みんな一体何に騒いでるの?」
「何がそんなにすごいことなの?」
日本に来たばかりの海外の方から
こんな風に聞かれたら。
世界の人に向けて
この感動を説明するとしたら。
一体どんな英語フレーズを
使えば良いのでしょう?
今日はtwitterの声を
使って確認していきたいと思います!
一見流し読みしてしまうtweetの中にも、
英語として学べる要素がたくさん隠れているんです👀
・3パターン、解説付きでご紹介します。
今すぐ口に出したくなるシンプルなフレーズから
言えたら素敵!粋な英語フレーズまで。
ぜひ最後まで読んでみてください♪
1.現在完了形で優勝の興奮を表す
◎未だ冷めやらぬ興奮を表すなら現在完了形!
Hiroshima Carp have won the pennant for the first time in 25 years!
— Nick Watanabe (@watanabe2k) 2016年9月10日
“Hiroshima Carp have won
the pennant for the first time in 25 years!”
(日本語訳)
広島カープが25年間で初めて
ペナント(優勝旗)を勝ち取りました!
☝️Point
赤字の部分がポイントです♪
これを覚えておけると、他の英語表現でも役にたちますよ^^
★Hiroshima Carp have won〜
(広島カープが優勝しました)
haveは【現在完了形】
過去に起きた点の出来事を
現在まで線でつなぐ役割を持っています。
◎過去形もアリです。
★Hiroshima Carp won〜
過去形を使っても良いのですが、
優勝という出来事が
・現在にもつながっている
・影響を及ぼしている
ことを強く表したい時には現在完了形を使いましょう♪
※wonは「win」の過去分詞形です。
win-won-won
「win」といえば「勝つ!」
イメージが強いですが、
今回のように【優勝】という意味でも
多く使われる英単語なので覚えておきましょう!
I won the first prize!
(優勝したよ!)
(一位になったよ!)
win(won) + 賞の名前
で何位になったかを表すこともできます。
★pennant
【名】三角旗、優勝旗
出典:bidami.com
↑これですね!
「ペナントレース」の「ペナント」は
優勝旗のこと。
“ペナントレースを制した”
=優勝旗争いのレースを制した
よくよく考えるとこういった意味です。
★for the first time
=「初めて」
for the first time in
in 25 years.(25年間で)
in my life.(私の人生で)
inの後には数字や名詞がやって来ます。
for the first time〜と聞くと
私が思い出してしまうのはこの曲です♪
For the First Time in Forever〜♪
(=生まれてはじめて〜♪)
『アナと雪の女王』の名曲。
曲の中で何度も何度も出てくるので、
この曲を聞いたり歌ったりしていると、
イヤでもfor the first time in〜のフレーズが覚えられます◎
🎶オマケ:速い洋楽を上手く歌うには?
ちなみにこの曲、サビは良いのですが
出だしがとにかく速いので、
英語で歌うことにトライしてみると
英語を速く喋る力が鍛えられる一曲です😁
「きゃぁ〜速い〜!!」と諦めそうになっても
よく聞くとゆっくり伸びている部分があるので、
メリハリさえ意識すれば徐々に歌えるようになっていきます。
興味のある方はぜひTRYしてみてください★
(doorやanymore、salad plates、halls、
balls、gatesなど文の終わりが思いっきり伸びるので
毎文そこをめがけて声を出し切るように
一文ずつ練習していくと
段々歌いやすくなっていきます♪)
2.「優勝した!」事実の強調には過去形
◎出来事を強調するなら過去形!
Hiroshima Carp won their first pennant in 25 years and Hiroki Kuroda was the winning pitcher. Poetic justice
— Sung Min Kim (@sung_minkim) 2016年9月10日
“Hiroshima Carp won their first pennant
in 25 years and Hiroki Kuroda was the
winning pitcher. Poetic justice“
(日本語訳)
広島カープが25年間で初めて優勝旗を勝ち取り
黒田博樹がその優勝投手でした。因果応報です。
☝️Point
赤字の部分がポイントです♪
★Hiroshima Carp won〜
先ほどの【現在完了形】とは異なり、
こちらでは過去形が使われています。
過去形は、過去に起きた出来事を
「起こったんだよ」
そのままストレートに伝える役割を持っているので
とにかくカープが「優勝した」ことを伝えたい時には
過去形を使うのも良いですね♪
★winning pitcher
「勝利投手」
★poetic justice
「詩的主義」「因果応報」「勧善懲悪」
私はこの表現、
今回初めて目にしました!
調べてみると、日本語でいうところの「因果応報」を
指す言葉みたいです。
🔑良い意味か悪い意味か?
このtweetを紹介しておきながら、
こんなことを言ってしまうのも良くないのですが
この言葉を一体どういった意図で、tweetしたのか
正直なところ少しわからない部分があります。
・広島カープを支えてきた黒田投手の努力が報われた
・やっぱり最後は黒田投手だった
という意味でtweetしたのかな?とも考えられれば
「優勝投手が他の投手でなく黒田投手であったこと」
をどちらかというとプラスではないような目で見ている印象も受けます。
(…深読みしすぎ??)
日本語の「因果応報」も
皮肉と捉えられることもあるように、
英語のPoetic Justice(詩的な正義)という言葉にも
少し意味深な部分があるんですね。
答えはつぶやいた当人しかわからないのかもしれません💡
3. 名詞+sinceの粋な表現
最後は、個人的に一番素敵だと思った
tweetをご紹介します🍁
10 years since I became a Hiroshima Carp fan. 25 years since they last won Central League. The day before my birthday! Dreams come true.
— Teru sensei (@Mr2046) 2016年9月10日
“10 years since I became a Hiroshima Carp fan.
25 years since they last won Central League.
The day before my birthday!
Dreams come true.”
(日本語訳)
僕が広島カープのファンになってから10年。
カープが最後にセ・リーグで優勝してから25年。
僕の誕生日の前日に!
夢は叶うんですね。
☝️Point
赤字の部分がポイントです♪
★ 10 years since〜
★ 25 years since〜
「〜してから10・25年」
sinceの後には
「主語」+「動詞」が続きます。
★ last
「最後に」
★ the day before〜
「〜の前日に」
💡the day ◯◯ の表現
覚えておけると便利です♪
the day before〜「〜の前日」
↕
the day after〜「〜の翌日」
(例)
the day before my birthday「僕の誕生日の前日」
the day after tomorrow「明後日」
the day before Christmas Eve「クリスマスイブ前日」
★ Dreams come true
「夢は叶う」
更にステキ!と思ったのは、
Dreams came true.
最後のこの一文が「came」過去形ではなく
「come」現在形のまま使われているところでした。
広島カープが優勝して、
しかもそれが自分の誕生日の前日で、
“夢が叶いました”ではなく
“夢って叶うんですね”
現在形であるところにすごくグッときますね🌸
おわりに:ふとしたものから英語を学ぼう
出典:3r.nhk.or.jp
広島カープ、25年ぶりの優勝!
本当におめでたいですよね☆
私も昨日、夜に駅でカープのユニフォームを着た方々を見かけて
何だかとても嬉しくなりました🍁
歓喜に湧いた話題だからこそ、ちょっとした英語を使って
何が起こったのか?どうしてそんなに嬉しいのか?
海外の方にも説明できると素敵だと思います^^
今日ご紹介したtweetは、
数あるtweetのうちのほんの一部です。
きっとこれから、いや今この瞬間も♪
日本語でのtweet、英語でのtweet、
その他言語でのtweet、
たくさん出てきているかと思います。
でもそんなふとしたtweetを
今日のようにじっと見つめてみると
現在完了形と過去形の違い、
Poetic justiceのような普段出逢いづらい英語表現、
〜days since…のような粋な表現など
改めて見つかる英語との出会いが溢れているんですね🍀
みなさんの周りにも
こういった英語がたくさん隠れているかもしれません♪
ぜひ、探してみてはいかがでしょうか?^^
オマケその2:GW、カープ戦を観戦した時の英語記事
良かったら、読んでみてください🍁
今年こそ本気で英語やりたい!という方に…
フレーズ、おぼえよう!